山行日:2022.4.22
コース:岩切登山口(9:40)~岩切沢~生不動尊(10:20)~熊ノ分岐(11:00)~(11:20)仙人ヶ岳(11:50)~熊ノ分岐(12:10)~犬帰り(13:10)~猪子峠(14:10)~県道(14:20)~岩切登山口(14:30)


仙人ヶ岳は以前群馬県側から登ったことがある。その時はハイトスさんやたそがれオヤジさんの記事にあった「孤高の石灯籠」が見たくて藪尾根から登った。「孤高の石灯籠」は非常に印象深く記憶に残っている。ただ、仙人ヶ岳の山頂にはトレランレースが行われている様子でロープが張り巡らされていた。ずらりと椅子に座った係員に冷たい視線を浴びせられ、嫌な気分で山頂を後にした。

それから何年経ったのか、忘れた。今回は平日にごく一般的なコースをたどるもの。よもや、トレラン大会は行われてはいまい。


登山口近くの駐車地には、数台の車が停まっていた。皆もう出発しているようだ。
天気は上々。今日は暑くなるらしい。
登山口には、大振りのヤマツツジが咲いていた。
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土石流危険渓流岩切沢の標識があった。狭い渓流から見上げた空は青い。
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小滝がいくつかあった。
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しかし、ガイド本にあった不動滝はわからなかった。
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新緑が覆いかぶさってくる。
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ガイド本には
イチリンソウの群生」とあったが、これはニリンソウだろう。
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生不動尊。「ねりふどうそん」と読むそうだ。
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小滝。
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これもイチリンソウではないな。イチゲ類の葉ではあるが。
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なんども小沢を渡るのだが、昨晩の雨の影響か、そこそこの流れである。落ち葉の堆積に足を踏み入れると、ズブリと泥水に浸った。運動靴で来ているので、靴の中まで水が入って、カポカポになってしまった。靴を脱いで、靴下を脱いで、靴下を絞る。
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マンガン鉱跡を通過。流れは消え、
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小俣第二小学校の「ここが一番キツイ所」標識を通過。
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急登に耐えると、ツツジの先に尾根らしきものが。
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熊ノ分岐に到着。ところで「熊ノ」ってなんだぁ~。
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岩がちの尾根を登る。
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アカヤシオの木が数本。かなりくたびれていたが、とりあえずお会いできてよかった。
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ここが山頂かと思ったら、「赤雪山→」の分岐で、少し下ってわずかに登り返した所が、山頂だった。だ~れもおらんは。
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わずかに桜が残っていた。
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まずは靴と靴下を脱いで、足を乾かそう。そしてアンパンを食って、胃薬を飲んだ。30分ほどいたが、誰も現れなかった。


樹間から男体山を撮って、オサラバ。
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熊ノ分岐に向かう。なんだ、スッキリと男体山が見えるではないか。
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熊ノ分岐を過ぎて、往路とは異なり尾根コースを下る。ミツバツツジ、ヤマツツジが点在する。アカヤシオの残骸が地面に残るも、木には花はほとんど付いていなかった。
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東側の尾根。新緑がきれいだ。
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清楚に。
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ヤマツツジ。大ぶりなヤツはいなかった。
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岩場のミツバツツジ。
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松田ダムが見えた。
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岩場のヤマツツジ。小ぶりである。
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意外と登り下りが多い。全然標高が下がらない。
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「犬帰り」の岩場。なんかヤバそう。う回路があったので、スゴスゴと逃げる。
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う回路にて。
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深高山~石尊山の山襞。以前たそがれオヤジさんのブログに出ていた。
これを見てみたかった。
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ツツジ越しに。
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色の薄いミツバツツジらしきものがかなり散見される。別種なのか?
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ようやく標高が下がりだして、石祠。すぐその先が猪子峠であった。
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猪子峠から猪子トンネル西に出て、県道を歩く。先週咲いていた桜は完全に葉桜になっていた。
今年歩いた中で、最も疲れたものだった。ガイド本を見ると、体力度は4段階中最も楽な1段階であった。お先は暗いのぉ~。
まぁ、新緑がきれいだったのでヨシとしておこうか。