山行日:2022.3.11
コース:御嶽山神社(10:00)~清滝不動(10:10)~御嶽大神御岩戸入口(10:40)~三峰山分岐(11:00)~奥の院(11:05)~(12:10)三峰山(12:40)~倶利伽羅不動尊(12:50)~御嶽山神社(13:30)


コロナ流行中は、電車に乗りたくない。1月にコロナに罹患したが、今はBA2株とやらが増加中のようだ。この株には再感染の可能性があるようだ。なので、今回も嫌いな車で移動する事にした。

カーナビで御嶽山神社をセットできずに出発。案の定現地付近で迷う。はじめにオジサンに聞いて再び迷い、オバサンに道を聞いて・・・。同じ所をグルグル廻り。神社らしきものを見つけてようやくに。トホホッ・・・・。


やっと着いた栃木御嶽山神社。微妙に鹿沼市に入っているようだ。
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枝垂れた梅が咲いていた。
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神社にあった案内板。北辰ヶ岳と言うのか・・・。
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大振りの福寿草が咲いていた。
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どこが登山道なのか判らない。取り敢えず石段があったのでそこを登ると、平坦地があって社があった。社の右側に道があったので、そこを登った。荒れた涸れ沢に沿って登っていくと、小屋があり、
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小屋の左側に、
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清滝不動尊があった。
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不動尊の前から沢に下るように階段があり、そこにはトイで水が落ちてくるようになっている。瞬間、寅さんの「粋なネイチャン立○○・・」のフレーズが脳裏に浮かぶ。
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なおも石段を登ると、またも社が。
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石段が、自然石の積み石に変わると多くの石祠が現れはじめた。積み石は非常に急なのだが、石が巧みに積まれていて歩きやすい。
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石祠は丁寧に作られていて、石の扉は開ける事ができた。
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石祠群はどこまでも続く。
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木製の祠。弘法太師とあった。
DSC06312弘法太師



いろいろある。
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かなりの急坂。
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ゲゲッ~、こんな所行くの~。
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その先に、「御嶽大神御岩戸入口」とあった。よ~く見ると、鎖が垂れている。一枚岩は見た目ツルツルで、足を欠ける所が見当たらない。やめておこう。ここはパス。奥の院へ向かう。
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ひゃ~、足元悪し。
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ようやく平和が訪れた。平和だが杉林ではねぇ~。幸いクシャミはでなかった。
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俺より少々高齢のご夫婦を抜かすと、すぐに尾根に出た。貴重な雑木林。
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やや、奥の院ではないのか。
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奥の院に到着。展望はよさそうなんだけど、なんだか煙霧のように空が黄ばんで遠望はきかない。
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あれが目指す三峰山かしら。お茶を一口飲んで、オサラバ。
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やがて右手に鉱山が見えてきた。重機の音が聞こえる。
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ムムッ、発破時間に入っている。
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尾根上を歩いていると、無線機の音が聞こえた。
作業服姿のオジサンがいた。これから発破作業がある事を知らされた。「後続の人はいますか」と聞かれ、「2名ほど、たぶんこちらに向かっていると思いますよ。ああっ、それから獅子が2頭ほどうろついておりました」と報告させて頂きました。
さらに進む。
もう一人無線機を持ったオジサンが立っていた。同じ事を聞かれた。同じように答えた。「山の中の安全管理も大変ですなぁ~。この鉱山は何を採掘しているのですか」「石灰石、ドロマイト、そのほかいろいろです」とのこと。

二人目の安全管理者と分かれた先で、ど~ん、重低音が響き渡った。



そして、まもなく三峰山に到着。
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金網にカメラのレンズを押しつけて。
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三峰山の山頂は愛想の無い山頂だった。それは鉱山と立ち入り禁止の金網のせいだろう。俺は現役時代こういった鉱山に間接的にお世話になっていた業界にいたので、文句は言えない。むしろ、石灰石やドロマイトといった鉱工業の世界で最も単価の低い製品を扱っている企業が、安全管理に人を配置している事に感心してしまった。

そして、「クリーム入りパン」に食らいついたのだが・・・。なんとこのパンにクリームは入っていなかった。ムムムッ・・・。特大のパンだ。味も素っ気も無い。ノドを通らん。お茶を飲みながら「クリーム入りパン」を何とか流し込んだ。今日も胃薬を飲んで。
帰ろう。


来た道を引き返す。途中、奥の院手前で抜いた御夫婦とすれ違った。思っていた以上にキツイとおっしゃっておられました。
二人目の安全管理者が立っていた所が下山口だった。ここから超急斜面が続いた。



倶利伽羅不動尊。奥がありそうだが、狭くて先には進めない。
DSC06336倶利伽羅不動尊



かなりの急斜面。
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途中、不安定な道となる。さっきのオバチャン、かなり疲れていたようだったけど、大丈夫かな。などと思っていると右手から明瞭な道が合流してきた。その方向を見上げると、ハシゴの先に社のようなものが見えた。地図を見る。ややっ、どうやら「浅間大神」を通らずに下ってしまったようだ。ガイド本に「浅間大神に鍾乳洞あり」と出ていたので、楽しみにしていたのに・・・。登り返す気力無し。残念。


左手に涸れ沢が見えてきて、いくらか斜度が緩くなった。
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沢に染みだした水が現れると、さらに傾斜は緩み、御嶽山神社に戻った。
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御嶽山神社にて。
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御嶽山神社にて。
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栃木三峰山は、思っていた以上に急な山だった。もう少し年をとると、チョットやばいかもね。

高速道路で、佐野SA付近からクシャミが止まらなくなった。車の窓を閉めるとクシャミの回数は減った。家に着くなり、クシャミ100連発。